デザイナー
サポート
大手光学器メーカー
デザイン部門内での3DCADとCGの連携を確立したい
3DCADは導入済みでしたが、モデリングに自由曲面を使いきれてませんでした。また、CGでのレンダリングを導入されておらず、CADでつくった3Dデータを活用しきれていない現状でした。
自由曲面をつかったデザインモデリングとリアルなレンダリングで社内のデザイナーをサポート
デザイナーが求める複雑な形状を、意匠用3D-CADであるAutodesk Aliasを使用して、デザイナーとコミュニケーションをしながらモデリングしました。
モデリングのあとは、エンターテイメント用CGソフトのMayaを使ってリアルにレンダリングして社内プレゼンやプレゼンをサポートしました。
デザインフローの変換期に適切なサポート
デザイナーが製品をデザインする能力と、モデリングする能力やレンダリングして絵をつくる能力はすべて別物です。
以前はデザイナーが絵を描いていましたが、デジタルテクノロジーがデザインフローを変えた現在、それぞれのスペシャリストが求められた時期でした。
その変換の時期に、デザイナーだけでは対応しきれない部分を、デザインの文脈の中で適切にサポートしました。
1.デザインスケッチ
デザイナーが手書きやPCでデザインのスケッチをします。
2.モデリング
弊社がスケッチを見ながらモデリングします。スケッチは図面と違い、正確ではなく、斜め前からしか描かれていないことが多いため、全体の形を想像してモデリングをしなければなりません。
その際、デザイナーに形状の確認をしたり、どうすればいいかを提案たり、細かい相談をしながらモデリングを進めます。ソフトは自由曲面が得意な3DAutodesk Aliasを使用しました。
3.CGレンダリング
CADでつくったデータをCGソフトにインポートして、リアルなレンダリングを制作。ここも、素材などの設定はデザイナーと綿密な打ち合わせが必要となります。
使用しているソフトは映画やテレビなどのエンターテイメント業界で主流のMayaを使用しました。
デザイナーとの綿密なコミュニケーション
現在は3D-CADの性能が飛躍的に上がり、3D-CADが自由曲面を扱いやすくなってきたし、レンダリング能力も上がってリアルな画像をつくれるようになってきました。
これによりデザイナーがモデリングやレンダリングを自分でできるようになってきました。
しかし、これによりデザイナーがしなければならない範囲を増えてしまい、新たな負担となってしまっています。
ですので、やはり適切な外注を見つけるか、CG部署を社内に創立する企業が増えています。
新しいフローが確率し、デザインが大きく進化。
デザインに自由曲面をつかうなど、製品の意匠に大きな変化が生まれました。
また、デザイン決定に積極的にCGをつかって高品質と効率化が進みました。
その後の数年間で社内スタッフの成長と新規雇用で環境が変化し、立ち上げたフローが通常のラインになっています。
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